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住宅ローンが借りられるか不安な方へ!審査通過のための対策方法を解説
住宅ローンが借りられるか不安な方へ!審査通過のための対策方法を解説
家を建てたり購入したりする際に、住宅ローンを利用する方が多いです。しかし、住宅ローンは審査をクリアしなければ借りることができません。
そのため、住宅ローンの審査が通るか不安な人や、なかなか審査が通らずに困っているという方も中にはいます。
ここでは、住宅ローン審査が通らない理由、審査を通るためにどうすれば良いかについて解説していきます。
注文住宅で住宅ローン審査が通らない理由
住宅ローンが通らないのは、様々な理由が考えられます。
ここでは、住宅ローン審査が通らない5つの理由について見ていきましょう。
年齢
住宅ローンでは、完済時年齢の上限が設定されています。多くの金融機関では80歳前後が上限です。
申し込み時の年齢が40代以上の場合、35年ローンを組んだ際の完済時年齢が高くなると住宅ローン審査が通りにくい可能性が高いです。
健康状態
健康状態に不安があったり、過去に大きな病気を患っていたりした場合、住宅ローン審査に通らない可能性があります。
住宅ローンを借りる際、団体信用生命保険に加入する義務があります。この保険は、借りている人が万が一死亡した場合に、遺族の代わりにローンを返済してくれます。
しかし、団体信用生命保険は、以下の要件に該当すると加入できません。
- 過去3ヶ月以内に医師の治療・投薬を受けたか
- 過去3年以内に手術、2週間以内に治療を受けたか
団体信用生命保険に加入しなければ住宅ローンは組めないので、現在回復していたとしても過去の病気が原因で審査に落ちてしまう可能性があります。
勤続年数
勤続年数が1年未満の人、契約社員・派遣社員の人、自営業者はたとえ年収があったとしても審査に通りづらい場合があります。
金融機関は将来も安定した収入を継続できるかを重視しているため、安定した職に継続してついていない人は審査が通りにくいです。
返済比率
返済比率とは、年収に対する年間返済額の割合のことです。年収に対して年間返済額が多すぎると住宅ローンの審査が通りにくくなる可能性もあります。
返済比率を求める際は、以下の計算式を使います。
返済比率(%)=年間返済額➗年収×100 |
年間返済額は、住宅ローンだけでなく自動車ローンやその他の借入全てを含みます。返済比率は大体25〜35%が目安とされており、住宅ローンを借りることでこれ以上の返済比率になる場合、審査が通らない可能性も高いです。
個人信用情報
住宅ローンでは、借入の有無や過去の延滞利益なども調査されます。
特にクレジットカードの延滞履歴は住宅ローン審査に影響してきます。
個人信用情報の状態が良ければ審査は通りやすいです。しかし、過去に延滞したり債務整理を行ったりしたことがある場合、個人信用情報に問題があると判断されて審査が通りにくい場合が多いです。
住宅ローン審査に通るには
先に述べた住宅ローンが落ちる理由の中でも特に多いのが個人信用情報と返済負担率の2つです。
この2つに問題があると判断された場合、住宅ローン審査に通りにくい可能性があります。
では、どうすれば住宅ローン審査に通ることができるのでしょうか。
ここでは、住宅ローン審査に通るコツをご紹介します。
他のローンの返済を終わらせる
返済比率が高いと審査が通りにくくなります。クレジットカードの分割払いやリボ払い、教育ローン、自動車ローンや携帯電話の分割払いなども借入と見なされます。これにより返済比率が高くなり、審査に通りにくくなるのです。
返済比率が高いのであれば、自動車ローンなど支払えるローンを終わらせてしまいましょう。ただ、生活資金や万が一の出費に備えて、無理のない範囲で返済を検討してください。
ペアローン・連帯債務・連帯保証でローンを組む
借入額が大きくてローン審査が通らない場合は、収入合算・ペアローンを組む方法があります。
ペアローンとは、夫婦それぞれの名義で別々の住宅ローンを組むことです。
ただ、それぞれで住宅ローンを組むため、事務手数料が2倍かかるなどのデメリットがあります。
収入合算なら事務手数料は1人分で済ますことができます。
夫婦で1つの住宅ローンを組む場合、連帯債務か連帯保証で組むことも可能です。夫婦の年収を合算して審査できるので、単独よりも審査に通る可能性が高まります。
自己資金を増やす
返済比率が高いのであれば、自己資金を増やすのも良いでしょう。住宅ローンの借入金額が少なくなり、返済比率も低くなって審査が通る可能性も高くなります。
自己資金無しで住宅ローンを申し込むこともできますが、少しでも住宅ローンの支払い負担を減らすためにも可能な限り自己資金を入れるようにしましょう。
いくら借りられるかシミュレーションする
住宅ローンを利用してマイホームを購入する場合、事前に借り入れ可能な金額をシミュレーションしておくことは非常に重要です。
シミュレーションを行うことで、自分の収入や資産状況から、どの程度の住宅ローンが利用できるのかを把握することができます。これにより、無理のない返済計画を立て、将来のライフプランに合わせた住宅購入が可能になります。
まとめ
住宅ローン審査は必ず通るものではありません。ローン審査に通るためにも、他のローンの返済を終わらしたり、自己資金を増やしたりなどの対策を取りましょう。
住宅ローンを組む際は、自分のライフプランに合わせて月々の返済額、返済方法などをシミュレーションしておくことも大切です。
住宅ローンが通ったとしても返済で苦労しないためにも、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。