Columnコラム
二世帯住宅の間取りアイデア!成功する新築プランとは?

二世帯住宅の間取りアイデア!成功する新築プランとは?
新築住宅を建てる際、二世帯住宅を検討する方も多いです。二世帯住宅とは親世帯と子世帯などの3つの家族が同じ屋根の下で生活する住宅のことです。二世帯住宅にもさまざまな間取りがありますが、どのような点に注意して計画を立てるのが良いのでしょうか。
ここでは、二世帯住宅の間取りを考える際のポイントやアイデア、注意点をご紹介します。
二世帯住宅が注目される理由
実は近年、二世帯住宅の需要が高まっているのはご存じでしょうか。二世帯住宅と聞くと、プライバシーの問題やご両親との関係などあまり良いイメージを持たない方も多いかもしれません。二世帯住宅が注目されている理由として、以下が考えられます。
・不況が長引いており、子世帯の収入が不安定になっている
・少子高齢化による介護の問題がある
・震災などにより、家族のつながりが見直されつつある
また、二世帯住宅は現代社会の生活スタイルとして実は多くのメリットが存在します。
親世帯・子世帯それぞれのメリットについて見ていきましょう。
子世帯側のメリット
子世帯側のメリットとしては、以下のような点があります。
・親世帯に家事や育児を協力してもらえる
・親世帯の介護の負担が減る
・困った時に頼れる家族がすぐ近くにいる
初めての子育てなどで困った時にすぐに頼れる家族がいると安心ですよね。最近では、共働きの方も多いので、仕事中に子供の面倒を見てもらえる親世帯が近くにいることで、子世帯も仕事に集中できます。
また、親世帯の介護が必要になれば、すぐに駆けつけられるのも良い点です。離れた家に通いながらの介護は大変ですが、同じ屋根の下ならすぐに駆けつけられます。
親世帯のメリット
親世帯側のメリットには、以下のような点が挙げられます。
・高齢者を狙う犯罪に遭遇しにくくなる
・経済的負担が減って生活にゆとりができる
高齢者だけで暮らしていると、詐欺に遭遇して被害に合う恐れがあります。若い世代の同居家族がいることで犯罪者に狙われにくくなるでしょう。また、たとえ何家の犯罪に巻き込まれそうになっても、二世帯住宅なら家族の様子にいち早く気づくことができる点もメリットです。
二世帯住宅を建てる際、親世帯が持つ土地に家を建てれば、土地代を浮かすことができます。また、親世帯・子世帯単独ではローンが組めない状態でも、合わせることでローンを組める可能性も高まります。ローンの支払いは子世帯が担当し、光熱費の支払いは親世帯が担当するなどの分担をすれば、お互いの経済的負担の軽減も可能です。
二世帯住宅の間取りを考える際のポイント
二世帯住宅の間取りを考える際は、いくつかポイントがあります。
それぞれのポイントについて見ていきましょう。
どのタイプの間取りにするか考える
二世帯住宅の間取りには以下の3種類があります。
完全分離型 | ・親世帯・子世帯のスペースを行き来できない間取り。
・生活スペースを全て2つずつ設けることで、プライバシーを重視している。 ・お互いに気を使わずに生活できる点がメリットだが、建築の際に広い土地と建築費用が必要。 |
完全共有型 | ・リビング・水回り設備を共有し、それぞれの個室だけを確保する。
・親世帯・子世帯でコミュニケーションが取りやすい。 ・共有部分が多いので費用を抑えられる。 ・プライバシーの確保が難しく、お互いの生活リズムのズレが大きいとストレスを感じる可能性がある。 |
部分共有型 | ・玄関・リビング・水回り設備の一部を共有する間取り。
・それぞれの世帯のライフスタイルに合わせて間取りを変えられるので、プライバシーや費用面でもバランスの取れた二世帯住宅が作れる。 ・どの部分を共有部分にするか慎重に話し合わなければ、住み始めてから後悔する可能性もある。 |
自分たちが暮らす場合、どの間取りがぴったりなのか、親世帯・子世帯で話し合いをすることが大切です。
お互いの生活スタイルを把握する
お互いのライフスタイルをしっかりと把握することも大切です。
何時に起きて何時に寝るのか、料理や入浴などのタイミングはいつなのか、来客の頻度はどうなのかなどを考え、最適な間取りを検討しましょう。
お互いのライフスタイルを話し合わずに家を建てると、お互いに生活しづらいと感じて、ギスギスしてしまう可能性があります。必ず話し合いを行なってくださいね。
水回りの共有部分を考える
水回りをどこまで共有部分にするかを考えることも重要です。家族の人数や生活リズムによっては洗面所や浴室が1箇所だけだと、生活がしにくくなることもあるでしょう。
家族が多い場合、水回りを2箇所設ける方が入浴や朝の身支度で渋滞になりにくいです。浴室を2箇所作る費用が気になる方は、浴室1箇所とシャワールームを設置する方法もあります。
子育ての連携を考慮する
親世帯が子育てにどこまで参加するか、間取りを検討する際に話し合いましょう。仕事中は両親に子育てを任せるなら、共有スペースがあると負担が少ないです。反対に、子育ての連携はせずにコミュニケーションを取るだけなら、プライバシーを重視する方が良いでしょう。
二世帯住宅に適した間取りのアイデア
二世帯住宅に最適な間取りアイデアをいくつかご紹介します。
二世帯をつなぐフリースペース
親世帯・子世帯の生活スペースを完全に分けてしまわずに、お互いの生活空間の中心に中庭や土間などのフリースペースを作ってみてはいかがでしょうか。
親世帯も子世帯も気兼ねなく一緒に使えるので、自然と家族が集まる空間になります。祖父母と孫が楽しく遊んだり、週に1回一緒に食事をしたりとさまざまな使い方ができます。
二世帯住宅をゆるく区切る吹き抜けやスキップフロア
1階は親世帯、2階は子世帯といったように、階ごとに居住空間を分ける方法もあります。その場合、吹き抜けやスキップフロアでゆったりと空間を区切るのもおすすめです。お互いのプライバシーを確保しながら、吹き抜け・スキップフロアを通してお互いの気配が感じられます。適度に心地よい距離感で暮らせるでしょう。
玄関のみを共同にする
二世帯住宅の中には、玄関のみを共同にするというアイデアもあります。玄関で顔を合わせることで、お互いの様子を見ることができます。同じ空間に暮らしているという実感も湧くので、より家族の絆を深められるでしょう。
二世帯住宅の生活で注意すべきポイント
二世帯住宅の生活で注意すべきポイントは、お互いの生活スタイルに干渉しすぎないことです。同じ家に暮らしていますが、それぞれ別世帯です。干渉しすぎるとお互いの関係がギスギスしてしまう可能性があります。
お互いが気持ちよく生活するためにも、家を建てるためにそれぞれの生活スタイルを把握しておくことが大切です。「二世帯住宅を建てよう!」と決めたら、お互いの家族全員で話し合いをするようにしましょう。
二世帯住宅の将来を見据えた設計の工夫
親世帯と暮らす場合に気になることといえば、将来の介護でしょう。親世帯が高齢になった時に備えて、LDKや両親の寝室を1階に作り、トイレ・浴室なども近くにまとめておけば、親世帯も暮らしやすいです。介助・車椅子が必要になった時に備えて通路を広めにとっておくのも良いでしょう。
また、どちらかの世帯の生活空間が空き家になってしまうことも将来的には想定されます。例えば、親世帯が逝去した後や、子世帯の突然の転勤などによって1世帯分の生活空間が空いてしまうこともあるかもしれません。
その場合に、誰かに賃貸できるような間取りを考えるのもおすすめです。長い目でさまざまなケースを見越して間取りを考えましょう。
まとめ
二世帯住宅は、お互いの世帯に気を遣ってしまい、ストレスがたまるのでは?と思うかたもいるかもしれません。しかし、間取りをうまく工夫することで、お互いが暮らしやすい家を作ることができます。
二世帯住宅を検討中の方は、しっかりと家族で話し合い、最適な間取りを考えましょう。二世帯住宅の家づくりで悩んでいる方は、ぜひユピテルはうすへご相談ください。