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人気の平屋住宅のメリット・デメリットは何?実際の施工事例も紹介

人気の平屋住宅のメリット・デメリットは何?実際の施工事例も紹介

平屋住宅は最近特に人気が高まっている住宅の形の1つです。なぜ平屋住宅は人気なのでしょうか。それは、たくさんのメリットがあるからです。

そこで、ここでは平屋住宅の人気の理由や、平屋住宅のメリット・デメリットを解説します、実際の施工事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

平屋住宅が人気の理由は?

平屋イメージ2

平屋住宅は、若い世帯から高齢世帯まで幅広い層から人気が高いです。その理由は階段などの段差が少なく、バリアフリーな生活ができるから。

しかし、実はそのほかにも人気が高まっている理由があります。

理由の1つとして、新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークの普及。

以前までは、職場近くの都心のマンションが人気でしたが、リモートワークが普及したことにより毎日職場へいく必要がなくなりました。

そのため、多少職場から遠くても安くて広い土地を購入する人が増えたのです。

安くて広い土地を購入することによって、家に十分に予算を掛けられるようになり平屋住宅を建てる選択肢を持つ人も増えていきました。

他にも平屋住宅にはたくさんのメリットがあることから、平屋住宅を建てたいと考える人が増えています。

平屋住宅のメリット

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平屋住宅にはたくさんのメリットがあります。

ここでは、平屋住宅の6つのメリットをご紹介します。

・効率の良い動線が作れる

・コミュニケーションが取りやすい

・自然災害に強い

・メンテナンス費用を抑えられる

・バリアフリーが実現できる

・小屋裏を活用できる

6つのメリットを見ていきましょう。

効率の良い動線が作れる

平屋住宅は階段がなく、平行移動で家事・生活ができるので効率の良い動線を作れます。

水回りを一箇所に集中させることで、家事のしやすい間取りにすることもできるし、廊下をできるだけ作らない間取りにすれば、移動距離の短い動線作りも可能です。

ただし、玄関を家の隅に設置すると、反対側に行くまでの距離が長くなってしまいます。

できるだけ家の中心に設けて、どの部屋にもスムーズに行ける動線を作りましょう。

コミュニケーションがとりやすい

平屋住宅は家族の気配や様子が分かりやすいので、コミュニケーションが取りやすいというメリットがあります。玄関からリビングを通って自室に向かう間取りにすれば、家族と毎日顔を合わせられるのでお互いの様子がよくわかるようになります。家族とのコミュニケーションが増えることで、家も明るい雰囲気になるでしょう。

自然災害に強い

平屋住宅は地震や台風に強い家です。2階建ての家で耐震性を高めるためには2階部分を支えるための強固な柱や壁が必要になってきます。そのため、2階を支えるため1階にどうしても取れない柱や壁が出てきます。大空間を作りたくても構造上取れない柱や壁が出てきて理想を叶えられないなんてこともあるでしょう。

平屋住宅であれば上階の重さがかからないため、耐震性をしっかりと確保していれば柱や壁を減らしても問題なく安定します。リビングに柱や壁のない大空間を実現することも可能です。自然災害に強く、自由な間取りを考えたい方には平屋住宅はおすすめします。

メンテナンス費用を抑えられる

家は建てた後に定期的にメンテナンスをしなければなりません。しかし、平屋であれば2階建てよりもメンテナンス費用を抑えられます。

例えば外壁や屋根のメンテナンスの際、平屋住宅であれば大掛かりな足場を組む必要もなく足場代も安く済ませられます。給排水管のメンテナンスも、1階部分のみで完結させることが可能です。2階建てで2階にトイレや手洗いがあると、その分配管のメンテナンス費用がかかるため平屋住宅よりも費用が高くなりがちです。

バリアフリーが実現できる

平屋住宅は、階段が必要ないため段差の少ないバリアフリーが実現できます。

また、段差が少ないのは、高齢者だけでなく小さい子供やペットにとっても嬉しいことです。小さい子供やペットが階段から落下してしまうような心配もないので、子育て世帯やペットを買っている人にも平屋住宅は人気です。

小屋裏を活用できる

平屋住宅は2階部分がないので、小屋裏を活用できます。

勾配天井にして開放感のあるリビングを作るのも良いですが、小屋裏空間に収納や書斎を作るのも良いでしょう。

施工事例1

施工事例はこちら

こちらの平屋住宅は、LDKを大きな勾配天井にして広々とした空間を演出。開放感があり広々とした空間になっています。高窓が設置されているのでしっかりと日の光も取り入れられているので明るいリビング空間が実現できているのです。

施工事例2

施工事例はこちら

さらにこの平屋住宅は、小屋裏空間を利用して1部屋確保しています。

天井が低いですが十分な広さが確保できているので、子供部屋や書斎として活用できそうです。

リビングにつながる壁には開口部があるので、この小屋裏部屋で過ごしながらリビングにいる家族の気配も感じられます。

平屋住宅のデメリットと解決策

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続いて、平屋住宅のデメリットを解説していきます。

・広い土地が必要

・建築費用が高くなりやすい

・プライバシー対策と防犯対策が必要

3つのデメリットとそれに対する解決策をご紹介します。

広い土地が必要

まず、平屋は1つの階に全ての生活スペースを確保しなければならないため、広い敷地が必要です。都心だと広い地域を確保するのが難しく、郊外でも場所によっては広い土地を購入するのに高い金額がかかってくることもあります。また、固定資産も高くなるでしょう。

平屋を建てると決めたら、土地をどのように確保するか考えましょう。多少不便でも広い土地を確保するために、郊外の安い土地を探すのも1つの手です。立地を優先する場合、理想の広さの土地を探せない可能性もあります。

家づくりにおいて何を優先するかを考えてみてください。

建築費用が高くなりやすい

平屋住宅は、基礎部分の面積が多く基礎工事に多くのコストがかかります。

そのため、建築費用が高くなりやすいです。

平屋住宅を建てるとどうしても費用が高くなりやすいため、どのくらい建物にお金を掛けられるかをしっかりと家族で話し合いましょう。できるだけ平屋住宅をコンパクトにして費用を節約したり、家族構成によっては平屋住宅よりも2階建ての方が良い場合もあります。

プライバシー対策と防犯対策が必要

平屋は1階部分で全てを完結させるため、プライバシーの確保が難しくなります。また、建物の高さがないため、泥棒に侵入されやすいというデメリットもあります。

泥棒からの侵入を防ぐためにも、窓や勝手口を二重ロックにしたり、格子をつけたりなどの対策が必要です。プライバシーを確保する場合、隣地との距離感を考えて掃き出し窓などの大きな窓の配置を考えましょう。

平屋住宅でよく取り入れられるプランを施工事例とともに紹介!

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最後に、平屋住宅でよく取り入れられているプランを施工事例とともに紹介します。

片流れ屋根の平屋のメリットと注意点

施工事例3

施工事例はこちら

片流れの家は、平屋住宅でもよく取り入れられる外観形状です。大きな屋根に迫力がありますね。形状がシンプルなので建築費用を安く抑えることができます。

また、軒先のない方の壁面に高窓が取り付けられるので、高い位置から家の中に光を取り込み明るい空間も作れます。

ただし、片流れの家は屋根や外壁が劣化しやすいという注意点があります。

軒のない側の外壁が雨風や紫外線に晒されやすくなってしまうためです。雨も一方向にしか流れないため、屋根の負担が大きく、その分劣化が早まってしまいます。

定期的なメンテナンスを行う必要があるので注意しましょう。

勾配天井のある平屋のメリットと注意点のメリットと注意点

施工事例4

施工事例はこちら

平屋住宅にするとリビングなどの空間に勾配天井を作ることができます。天井に高さが出るので、開放感のある空間ができ、高い位置に窓を取り付けることでしっかりと日当たりの良い空間づくりも可能です。こちらの施工事例のように梁を見せることで、よりおしゃれなLDKも作れます。

ただし勾配天井はコストが高くなりやすいため、予算との兼ね合いが必要です。また、天井が高くなるため、照明のお手入れや電球の交換がしづらく、業者にお願いしなければならないこともあります。

まとめ

まとめ

平屋住宅は、年齢を重ねても住みやすい住宅です。メリットも多いですが、広い土地を確保しなければならないなどのデメリットもあります。

それらのデメリットを踏まえた上で、平屋住宅での家づくりを検討しましょう。

平屋住宅に住みたいけど、どんな間取りが自分たちに合っているかわからない、など、気になることがあれば、ぜひユピテルはうすにご相談ください。

お客様の理想の平屋住宅を提案させていただきます。

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