Columnコラム
初めての家づくり!エコで快適な家を実現するアイデア集
これから家づくりを始める方は、どんな家を建てたいと考えていますか?ここでは、エコで快適な家についてご紹介します。
近年、エコで快適な家づくりが注目されていますが、そもそもエコで快適な家とはどのような家なのでしょうか。
また、エコで快適な家を実現するためにどんなアイデアが必要なのか知りたいところですよね。ここでは、エコで快適な家を実現するためのアイデアをご紹介します。
エコで快適な家ってどんな家?
まずはエコで快適な家の特徴を見ていきましょう。
- ランニングコストが抑えられる
- 1年中温度が安定している
- 健康に良い影響がある
- 災害に強い
- 家が劣化しにくい
- ライフスタイルの変化に対応できる間取り
それぞれの特徴について解説していきます。
ランニングコストが抑えられる
エコで快適な家は、省エネルギー性が高くて長持ちする作りになっています。そのため、光熱費やメンテナンス費用を大幅に抑えることが可能です。
耐久性が高くて長寿命な素材が使用されているため、建物の寿命を伸ばし、メンテナンス費用を大幅に削減することができます。内装・外装の劣化も遅いのでリフォームの頻度も少ないです。結果的に数百万円の節約になる可能性もあります。
1年中温度が安定している
エコで快適な家は、断熱性・気密性が高いため外気の影響を受けにくく、家中の温度差がほとんど感じられません。そのため、冷暖房効率も高まり「夏涼しく・冬暖かい」家を実現できます。冬場は急激な温度変化による心筋梗塞などを引き起こす「ヒートショック」による健康被害が発生しやすいですが、温度差のない家ならヒートショックも抑えられます。
健康に良い影響がある
エコで快適な家は、健康にも良い影響があります。温湿度が安定することで熱中症やヒートショックのリスクを抑えられます。また、結露も発生しにくいためカビが繁殖しにくく、カビによるアレルギーなどの健康被害から体を守ることも可能です。
性能の良い換気システムを搭載するので、シックハウス症候群などにもかかりにくくなります。
災害に強い
エコで快適な家は、地震や台風などの自然災害にも負けない耐震性能を高めた強い家です。さらに太陽光発電システムや蓄電池、エコキュートも搭載することで、万が一の停電時でも数日間は電気や水を使った生活ができます。
家が劣化しにくい
エコで快適な家は、気密性が高く、高性能な換気システムがあることで住まいの中に結露が発生しにくく、カビの発生が抑制できます。
結露によってカビが発生すると、内装材だけでなく建物の構造躯体も腐食し、高額なメンテナンス費用がかかります。
エコで快適な家は、家が劣化しないような工夫が施されているため、家が傷みづらくメンテナンス費用も大幅に抑えることが可能です。
ライフスタイルの変化に対応できる間取り
エコで快適な家は、家族構成やライフスタイルの変化が起きても柔軟に対応できる間取りになっています。
例えば、子供の成長に合わせて間仕切り壁を施工して子供部屋を作り、子供が独立したら間仕切り壁を取り払って夫婦の趣味部屋として使うという方法もあります。
また、高齢になった時に備えて手すりがつけられるように壁の補強材を入れておけば、バリアフリーに対応することも可能です。
可動式の収納システムやフリープランなど、様々な工夫を取り入れることで、住まいの機能を最大限に引き出し、家族の暮らしを豊かにできます。
エコで快適な家を実現するアイデア
それでは、エコで快適な家を実現するためにはどのようなアイデアが必要なのか解説していきます。
- 自然エネルギーを使う
- 高気密・高断熱住宅にする
- 地震に強く長持ちする家にする
- 無駄の少ない換気システムを使う
- 自然素材を使う
それぞれのアイデアについて見ていきましょう。
自然エネルギーを使う
エコで快適な家を実現するなら、自然エネルギーを活用しましょう。
もっともメジャーなものだと太陽光発電があります。太陽光発電を利用することで、家の電気を自分で賄うことができ、電気代の節約につながります。
使用する電気が余れば電力会社に売電できるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなるでしょう。また、蓄電池があれば停電時に数日間であれば電気を使用できます。災害に遭っても数日であれば、電気のある生活ができるので安心できますね。
自然エネルギーの活用は、地球環境を守るだけでなくあなたの生活をより豊かにしてくれます。
高気密・高断熱住宅にする
エコで快適な家を実現するためには、高気密・高断熱住宅にする必要があります。
高気密・高断熱住宅は、外気の影響を受けにくく、室温を保ちやすいため、冷暖房効率を高められ、電気代の節約につながります。
外壁や屋根、窓サッシを気密性・断熱性の高いものにすることで、「夏涼しく・冬暖かい」家づくりの実現が可能です。高性能な断熱材を使えば、より快適な室内空間を作れるでしょう。室内の温度差もなくなり、ヒートショックや熱中症リスクも下げられます。
地震に強く長持ちする家にする
エコで快適な家を作るなら、耐震性が高く、長寿命な家にすることも重要です。家の寿命をのばすことで、家のメンテナンスの負担も減らせます。地震から家族を守ることができます。安心して長く暮らせる点からも、地震に強く長持ちする家にすることは、エコで快適な家づくりには必須です。
無駄の少ない換気システムを使う
エコで快適な家にするためにも、無駄の少ない換気システムの採用はとても重要です。たとえ高気密・高断熱住宅にしても、換気によって外気が侵入してきたら快適とは言い難いです。全熱交換器がつけられた第1種換気システムを採用することで、室内に綺麗な空気を届けてくれます。いつでも新鮮な空気が循環されることはもちろんのこと、環境に優しく光熱費の削減にもつながります。
自然素材を使う
自然素材を使うことは環境への配慮になるだけでなく、住む人の健康と快適性を高める効果も期待できます。
例えば、調湿機能のある素材を採用して結露やカビの発生を抑えたり、空気清浄効果のある自然素材で有害物質を排除し室内の空気を向上させたりすることが可能です。
エコで快適な家づくりによく使われる素材には、無垢の木材や珪藻土、漆喰などがあります。自然素材を使うことで、化学物質が少なくなり健康的な家を実現できます。
エコで快適な家を建てる際の注意点
エコで快適な家を建てることで、住む人の暮らしを豊かにしてくれますが、いくつか注意点もあります。
- 費用が高い
- 住宅会社によって品質に差がある
2つの注意点を見ていきましょう。
費用が高い
エコで快適な家を建てるためには、高性能な設備や自然素材を採用する必要があり、コストがかかります。そのため、一般的な家よりも建築費用が高くなりがちです。
ただし、初期費用は高いですが、光熱費やメンテナンスコストが削減できることから初期費用を十分に解決できる可能性があります。長期的にかかるコストを考えた上で検討しましょう。
住宅会社によって品質に差がある
エコで快適な家は、住宅会社によって品質に差があります。
2025年からは新築住宅の建築には、省エネ適合住宅の適合が必須項目になるためエコで快適な家づくりに対応する会社は急増しています。しかし、それでも住宅会社によって設計力や施工力など品質には差があります。
エコで快適な住宅の建築を検討する場合は、施工実績の豊富な住宅を選ぶことが重要です。
まとめ
エコで快適な家は、地震や劣化に強く、年中快適に過ごせて、ランニングコストも抑えられる住宅です。環境にも優しく、暮らす人の心も豊かにする家こそ、エコで快適な住まいであるといえるでしょう。
エコで快適な家を作るためにも、自然エネルギーや高気密・高断熱を採用する必要があります。
家づくりにおいて、エコで快適な住まいを実現したい方はユピテルはうすへご相談ください。